更新日: 2012年11月30日
高校生のときはじめていじめにあった。
社会人になってからも上司からの差別、女子社員の陰口。
そんなことが続きあたしゎ人間不信やストレスからの摂取障害、鬱になった。
人に嫌われるのがなによりも怖くて、そのうちに「みんなぁたしのことが嫌いなんだ」と思い始めた。家族でさえも信用できなくって、この家にあたしゎいないほうがいいと思った。
もぉ死にたくて死にたくて。
部屋で手首を切った。
あれって不思議で痛くないし、怖くない。
もう一箇所切ろうとしたときに、お母さんが部屋に飛び込んできた。
手首をいきなり掴まれ、バシッて頬を叩かれた。
なんで叩くの? やっぱあたしのこと嫌いなんだって思い、お母さんの顔を睨みつけた瞬間、びっくりした。
いつも綺麗なお母さんの顔が涙でぐちゃぐちゃだった。
それを見たら自然と大声で叫んでいた。
まるで駄々をこねる子供のように。
「お母さんやお父さんまであたしのこと嫌いにならないでっ!」
夢中で叫んで泣きわめいてたら、いつの間にかお父さんもお姉ちゃんも部屋にきていて。
お母さんに抱きしめられながら言われた。
「みんなの顔見てみ?」
いつも強いお母さんの声が震えていた。
母に言われるがままにみんなの顔を見たら、お母さんと同じように涙でぐちゃぐちゃだった。
「わかる?これがあなたが愛されてる証拠。私達ゎあなたが犯罪者になろうともあなたを嫌いになんかならない。」
その時はじめて自分ゎ幸せ者なんだと思えた。
あれからまだ数ヶ月。
未だに人間不信や摂取障害、鬱ゎ治ってないが、前よりずっと心が穏やかです。
一生なにがあっても嫌いにならないでくれる人がいるって気付けたから。
お母さん、お父さん、お姉ちゃん。
ありがとう。