更新日: 2013年3月21日
先日、一番下の娘が、ハイハイ教室を終了してきました。
おととしの3月に大震災があり、「普通」であること、「平凡」であることがいかに幸せでありがたいことか、を感じていました。
4番目の娘は、2か月の時に入院した先で、心臓の疾患を見つけていただき、定期的に病院に通っていました。
4月19日、10か月の時の検診の日でした。
「ご主人さまも一緒に来て下さい」と言われ
遺伝子病の疑いがあると言われました。
病院の待合で泣いてしまいました。
次の日は、上の息子の小学校のPTAの役員決め会議でした。
頭は真っ白のまま、正直、何も頭に入らず・・・
そして5月、母子センターで染色体検査を受け
6月1日、ウィリアムズ症候群 という診断結果が出ました。
その時で、2万人に一人の確立、と言われました。
なんでそんな当たりくじ…
まさかこの子が・・・
(今は、ウィリアムズ症候群は7500人に一人、ダウン症候群は1000人に一人です)
思い返せば、産まれたころから、目元に少し違和感を感じていました。
母乳をあまり飲まず、一日中本当に寝てくれなかった。
体も小さめで、発達もゆっくりだった。
めっちゃお酒飲みました。
娘の顔を見ては謝りました。
気を抜いたら、涙があふれました。
めっちゃパソコンで調べました。
1週間くらいかな
娘は笑ってる・・・
他のきょうだいもいてる
主人が言いました
「障害があってもなくても、この子はこの子やん」
私母親やん!
私が前に進まなあかんやん!
・・・でも どこに どう 進んでいいかわからない・・・
手あたり次第、役所や病院に言われるままに走りまわりました。
そしてもず園にたどりつき
でも見学できると思って行ったのに、ネットの日にちが違ってて空振りに終わり、落ち込んでた時、もず園の先生が言ってくれた
「お母さん、短期間で、よく頑張ったね」
の言葉に号泣しました。
そして9月、二女はハイハイ教室に通いだしました。
長女は、たまたまその年だけあった、満3歳児枠で幼稚園に入ってもらいました。
よく頑張ってくれました。
度重なる入院、そして手術
息子たちも、本当によく頑張ってくれました。
親、兄弟、友達、ご近所さん・・・たくさんの人たちに助けていただきました。
ありがとうございます。
この2年間は、私にとって本当に大きく成長できた2年間だった気がします。
もちろん悲しいことも落ち込むこともたくさんありましたが、
たくさんの方の温かい気持ちに触れ、、素敵な出会いに恵まれ、今までにない発見・経験もあり、学びもあり、考え方を変えさせられ、たくさんの喜びがあり・・・
人と人との気持ち(愛)を結んでくれる春の花のような子になってほしい
そんな思いで名前を付けました。
その通り、たくさんの出会いを運んでくれて、たくさんのご縁をいただきました。
私の元に、私たち家族の元に来てくれてありがとう
これからも、私を成長させて下さい。
また春が来ました。
4月からは、また新しい出会いと、喜びが待っています。