更新日: 2013年1月30日
3年前、大好きな祖母を亡くしました。小さい頃から、両親は共働きだったため、兄と私のお世話を祖父母がしてくれていました。
家族、みんななんだかんだ仲が良くて、特に祖母とはいろんな話をして、喧嘩もしていました。
よく私を理解してくれて心配していたことをお通夜の日に知りました。副作用により、弱々しく小さくなってしまった祖母。
でも、変わらないのは温かな笑顔でした。入院中、祖母の髪を乾かすお手伝いをしたとき、泣きそうになるのを堪え笑っていた私。
祖母が嬉しそうにしているのに、泣くのは失礼だと感じたからです。バイトが終わり母とお見舞いへ行った日のことでした。
祖母は眠っていたので、様子が気になりつつ、『また来るね』と声をかけて、病室を出て帰宅。
病院をあとにしてから30分経たないうちに、病院から電話が…信じられない思いで、泣きじゃくる祖父の手を握り病室に入りました。
祖母は優しい顔をしていました。泣き崩れる、母と祖父。私は立ち尽くすしかなかった。
お葬式で家族が泣き崩れるのを見て、あの時、起こしていたらやかった。という思いと私がしっかりしなくちゃ!と泣くのを我慢してきました。
その3週間後、進学のため地元を離れた私は、精神的不安定な状況が続きました。
そんなとき、出逢った今の彼。本当なら、祖母に逢って欲しかったし、晴れ姿も見せたかった。
でも、今なら思えるよ?ちゃんと近くにいてくれるよね?よかったね!って1番に喜んでくれるよね?なかなか言えなかったけど、ばあちゃん。あなたのおかげで、こんなに大きくなりました。あなたのおかげで、大切な人に出逢えました。
ありがとう。大好きだよ、ばあちゃん。