更新日: 2013年11月21日
注射一本も怖くて病院嫌いの私が妊婦になりました。
下から赤ちゃんを産まなければならないから、旦那と一緒に産婦人科をたくさん梯子して気に入るまで回って歩きました。
陣痛が始まると恐怖も加わってか、血圧が240まであがり、救急車で総合病院へ搬送されました。
皆さん私の顔をまるで重病人のように今すぐにでも死んでしまうのかのようにとても優しく話しかけてくださりました。
私は今死ぬわけがないという自信があったのと、自覚症状がないために、痛い思いをしないことだけを祈り、何が何でも下から産みたいと看護士さんに話したところ、優しかった看護士さんが「あんた死ぬき?」と怒られてしまいました。
そして、抵抗できない私が帝王切開に・・・。
その時、初めて、神様に全てをお任せしました。「神様が全てを守ってくれる、何とかなる。全てをお任せします」と託しました。
無事!男の子をお腹から取り出し、私も病室に運ばれると、10分おきに血圧計が動くし、看護士さんも私の顔を不思議そうに覗きにきます。
眠いのに、寝ていられないと思い、「何か私の顔についていますか?」というと、「顔曲がっているけど、大丈夫?」というのです。「元々です。血圧計うるさくて眠れません」といって、血圧計の間隔も遅くしてもらいました。
看護士さん皆さんが私が生きていることを不思議そうに見ていきます。
数日後、旦那から聞かされました。「最悪子供だけは助けます」といっていたそうです・・・。「勝手に私を殺すな~」と思いました。
生命力というのは、医学ではわからないものがあります。二人目出産の時も「あんた血圧高くて死ぬよ本当に・・・」と言われたけれど「今死ぬ予定はないから」ときっぱり否定し、二人目帝王切開で産みました。
命というものは、人智では計ることができないものがあると思います。
「今は死ぬときではない」という自分自身の計画があれば、奇跡は起きると信じています。