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更新日: 2013年9月3日

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あなたと初めてであったのは、高校のクラブ説明会の時。

クラスが違っていたのに何故か俺に話しかけてきて「一緒にやろ!」と。
初めての女友達だった。地元離れてからの。
音楽クラブでパートは違ったけど、いつも近くにいる気がした。

気付いたら、好きになってた。

やってはいけない部内恋愛である。
それでも俺は気持ちを最後の大会前に伝えてしまった。

その時の返事は「卒業式の後にこの話の続きをしよう。」

それから、その話の続きをすることなく大学へ。
同じ学部だが、もう遠くなってる。専門科目が多すぎるからなのかも知れないが。なんだか心が遠くなってる。

それから、俺は気付いた。その人に好きな人が居ることを。思い過ごしかも知れないが。

友達から「あの子は恋愛に緩い」と話があった。
その時、俺の中で何かがプツンと切れた。

好きになる人を間違えてしまったようだ。そんな人と仮に付き合えたとしても傷つくだけ。

だから、もう吹っ切れた。

今、新しい好きな人が出来た。あなたにそっくりでおてんばな人。でも、あなたと違うのは、俺と同じ夢を持ってること。

それと、今のあなたのように冷たい人じゃないこと。何でも受け入れて分かってくれる。

あなたのことはもう友達としてすら見られない。冷たすぎるから。

だから、さようなら。

最後に1つだけ。

「同じ轍を踏まないで。部内恋愛がいけないって言ったのはあなたでしょ。」