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更新日: 2012年12月18日

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昔の私は笑えない位やんちゃな事もし、沢山の人に迷惑をかけ傷つけ無茶苦茶な日々を過ごして居ました。
そんな自由気ままな生活の中で家庭の問題があったり、自分が崩れ始めひたすら何かを埋めようと遊ぶ日々も…気がついたら私はボロボロになって居ました。
15才。
辛い精神状態でした。
涙は泣かなくても流れ、拭いても流れ。生きる事も死ぬ事もどっちもちゃんと出来ませんでした。
死のうとした私は病院に連れてってと助けを求め母に泣きすがりました。
母は一緒に死のうと言いました。

たまに友達と会う時だけ、自分で居られ唯一精神を保って居られました。
それが段々辛くなり始めました。
そんなぐちゃぐちゃな生活が始まり私の体調が悪化し、真っ暗な部屋でひたすら死んだように寝て過ごすようになりました。そんな毎日が過ぎ、私の体調は悪化しました。

16才の誕生日…
付き合っていた彼が私の誕生日にプレゼントもケーキも持たずに家に来ました。
そして、妊娠検査薬だけを持っていました。ハッとしました…
私は妊娠していました。

16才の誕生日。
私は困りながらも少し笑っていました。
何か暖かい物に心が触れたようで…。

しかしみんなに反対されました…私に会う人は皆、困った顔をしました。
でもやっとみつけた暖かい何か…心の中に何か優しくて暖かい希望みたいな…
絶対、絶対…。
また頑張って生きれる!

高校生を横目に大きくなるお腹を抱え生きる事を噛み締めながら、前へ進み始めました。
そして私は、1人で声を出す事なく痛いと訴える事なく出産しました。

そして19才で次男を出産。

私は今、25才です。
長男は小学生になりました!
子供の誕生日はやはり成長を実感するのですが…
更に私は、自分の誕生日が来ると毎年思い出します。
16才の誕生日のあの日…
人生で1番最高な
世界で1番最高なプレゼントをもらいました。
正直、天使なんだと今でも信じています。そして子供の誕生日と私の誕生日には「ありがとう!」と感謝が溢れ、幸せを噛み締めています。涙がでます。でもあの頃の涙とは違う、感情の、感謝の涙です。
あの頃の私に
よく頑張った、辛く怖かったね、よく耐え頑張った!えらい!(よしよし)と言ってあげたい。

あの頃の彼、主人は26才になりました。
来年次男も小学生です。
可愛い息子に頑張っている旦那に日々ありがとうを言いたいです。
生まれてきてくれてありがとうと息子達に沢山言いたいです。
産んでくれた母にありがとうです。

そして傷つけてきてしまった人達に少しずつ謝罪をしています。

生まれてきてよかった。