更新日: 2012年11月20日
大学生となると、サークルの仲間やバイト先の人たちと呑み機会が必然的に増える。
この日もバイト先の人たちと呑みに行くことになった。いつもは前もって親に「帰り遅くなる」と言うのだが、携帯の充電が切れてしまったので何も連絡はしなかった。
呑み会が終わり終電で帰ったのだが、途中より道などをして2時過ぎぐらいに家に着いた。みんな寝静まっていると思って入ってみるとリビングに明かりがついていた。僕はどうせ消し忘れたんだろうと思いリビングに入るとなんと母親が僕の帰りを待っていたのだ。
母親は「今日は帰りが遅かったね」と一言。
もう泣きそうだった。
僕はこの瞬間ものすごく後悔
した。なんであの時親に連絡しなかったんだろう…、そうすれば母親はこんな遅い時間まで起きている必要はなかったのに…。また反対に自分は本当に大切にされているんだなとも思った。
この年になると親ともあまり話さなくなり、だんだん距離が開いてくるがそれでも親は自分の子供のことを大切に思っていることを忘れないでください。
僕はこのことを改めて思い知り、また自分の親を誇りに思っています。自分もこのような親になりたいです。