更新日: 2012年12月1日
私は人付き合いが苦手です。
そんな自分を変えたくて、去年1年間海外に留学する決心をしました。
最初はやっぱり友達もできなくて、つらい思いもしました。
でも、そんなときに、一人の女性に出会いました。
彼女は尊敬する人生の先輩になり、友達であり、帰国するその日までずっと一緒でした。
つらいことも楽しい時間も彼女と分かち合いました。
彼女のおかげで、私は自分の出し方がわかったような気がしています。
帰国した今、いろいろな方と会うたびに、変ったね、と言われます。
そのたびに私は彼女のことを思い出すのです。
彼女は私が帰国した日に、現地で不慮の事故に会いこの世を去りました。
信じられない気持もまだあります。
でも、彼女のように、私は一生懸命に生きていたいと思うのです。
思うようにならないこともたくさんありますが
次に彼女に会ったとき、
彼女に誇れる私の人生でありたいと思うのです。
彼女だけでなく、あの時あの瞬間を一緒に過ごした人たち。
みんなに感謝しています。
きっとあの時間がなかったら、今の私はなかった。
彼女が亡くなった時も、”つらい思い出もいつか誇れる思い出に変わる”と言ってくれた人がいました。
この1年間は私にとって、間違いなく誇れる思い出なのです。
天国で見守っていてくれている彼女にも、この気持ちが届いたらいいなと思います。
I owe what I am today to you.