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更新日: 2013年5月26日

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三年近く続いた恋。

浮気から始まったけど、
それでも三年続いた。

喧嘩もたくさんした。
その分ラブラブになれたし
お互いの嫌なところだって、
良いところだってぜーんぶ知ってた。

あたしのコンプレックスや
ひとに言えない悩みだったり、
ぜんぶ彼は知ってた。

なにがあってもいつもあたしの味方だった。

家族とうまくいかなくても、彼だけはあたしの味方だった。

あたしが変なことしても、
彼は怒ってくれて、
解決してくれてあたしを嫌いになることはなかった。

嫉妬も束縛もすごかった。
あたしは友達を失った。

それでも彼といたら忘れられた。

あたしが孤独なときは
いつも傍にいてくれた。

毎日一緒だった。
同棲してたわけじゃなかったけど
毎日ご飯食べて、
たまにお風呂一緒にはいって。

そんなたわいない毎日があたしは幸せだった。

結婚しよーね!って婚姻届も書いた。

お揃いの物も日が経つにつれて増えてった。

ほかの女なんか興味ないって、
おまえだけが1番可愛いって。
愛してるよ。ってたまーに言ってくれる彼が愛しくてたまらなかった。

でも、あたしのせいなのか、
彼は大喧嘩するたび殴るようになった。

それでもあたしは好きだったから別れなかった。

殴られる痛さより別れる辛さの方が何倍も痛いと思った。

あたしのせいだ。
あたしのわがまま過ぎるところが
こんな原因なんだって。

大喧嘩しなければ、
暴力のことは忘れてた。

それくらい大好きで大好きで愛してた。

あたしたちは別れることはないとおもった。

周りに反対されてもあたしは彼の良さを、あたしだけが知っているから。

何回も別れ話をしたけど結局戻ってた。

なのに。ほんのちいさな、
しょうもないことがきっかけで
あたしは彼を傷つけてしまい、彼は離れて行った。

いつものように、戻れるとおもっていたけど隙間は深くなるばかりで、
もう前みたいに笑いあうことは無理だって気づいた。

気づけば、あたしは傷つけられていた。

気づけばあたしは、彼を追いかけていた。

別れて、三年近く続いた彼を忘れたくて
考えたくなくていろんな男とあそんだ。

男が触れることだってあった。

その度、彼だったらどれだけ幸せなんだろう。
って思っていた。

頭は彼を忘れようと、違うことを考えても、身体はまだあの日のままで
だれかに触れられても思い浮かぶことは彼だけで。

きっとこうしてあたしが誰かの隣にいるとき、彼も誰かの隣にいるのかな。
って、ふと空を見上げた。

もう戻ることはできないけど
彼のことは忘れたくない。

あたしの中で一番の彼氏だったから。
携帯のデータもいまも消せないまま。
それまで消すと、あたしのなかですべての彼が消し去っていくようで、
怖くて消せないまま。

すこしずつ過去になっていっているけど
でもあたしのなかでは止まったまま。

あなたはいま誰といますか?
あたしより何百倍可愛くて、
わがまま言わない彼女ができましたか?

もう暴力ふってませんか?
あたしが悪いから振るうわけないよね。

ねぇ、たまにあたしのこと思い出してくれてますか?
あたしはいつも頭の隅にあなたがいて
喜怒哀楽、すべての表情をしっかり焼き付いてるから覚えてます。

こんな元カノでごめんね。
恥ずかしい元カノでごめんね。
わがままいっぱい聞いてくれてありがとう。

ほんとはいまでも大好きだけど
それはもう伝えることはできません。

あたしのことをあんなに好きでいてくれたあなたが嫌いになるくらいだから。

もう迷惑でしかならないから。

ただ、体調にはきをつけてね。

あたしは死ぬまであなたを忘れたくない。

死ぬ間際まで誰といてもあなたを思い出したい。

あなた以上の人はいない。

いつか、出会ったら笑顔で話したい。
それがあたしのいまの一番の願い。

ねぇ、笑って。幸せでいて。