更新日: 2012年10月9日
公園に行った時にね。
ハトがいっぱいいたの。
お腹を空かせた顔をしてこっちを見てくるから。
本当はダメかもしれないと思いながら、手に持っていたごはん粒をあげた。
そしたらね。
すごい勢いでハトがいっぱい群がってすぐなくなっちゃった。
もう一回、ごはん粒をあげたの。
そうしたら、またすぐなくなっちゃった。
どんなハトがいるんだろうってよーくみてみた。
俺のもんだ!お前ら邪魔だ!と蹴散らしたり噛み付いたりする強いハト。
早くとって隠れて食べよう!とごはん粒をとって逃げまわるハト。
ごはん粒の塊をバラバラに飛ばして、周りのハトにあげているハト。
遠くからじーっと見つめている無関心なハト。
がいたんだ。
また、いっせいにこっちに注目してくる。
おなか空いているみたいなんだ。
「あなたなら、どのハトにごはん粒をあげますか?」
他のハトを傷つけるようなハトにごはん粒はあげたくないんじゃないかな?
思うんだよね。
人間社会も同じかなって。
誰かが才能を開花させたり、富を大量に手に入れたりした時に、人はそれぞれ態度が変わるんだよね。
あなたなら、どのハトにごはん粒をあげますか?
どんな態度のハトにならごはん粒を受け取る資格があると思いますか?
ハトも人間も社会が似ている。
自分だけじゃなくて、みんなが幸せになる方法を探したい。
そう思うんだ。