更新日: 2012年11月11日
幼い頃から家庭環境がよくなかった我が家。
父親が鬱病になってからは家庭はボロボロで、毎日夫婦喧嘩で物を投げつけあい、父は自殺未遂もした。
それでも母はわたしのために耐えて、頑張ってわたしを育ててくれた。
その後もいろいろあったけれど、わたしは無事に社会人になった。
でもメンタルはかなり弱っていたようで、あまりのストレスから精神科に通いはじめた。
通院から一年が経過したころ、双極性障害と診断された。
それには幼い頃のトラウマも関係しているらしいく、そのことを両親に話したら、当然母は自分を責めた。
わたしたちのせいで…と。
でもねお母さん。
わたしは責めてない。
たくさんたくさん苦労して、頑張って育ててくれたあなたを恨んだりしない。
高校も、私立に行きたいってわがままを聞いてくれて、大学まできちんと学費を出してくれた父。
今は実家を出て一人暮らしをしているわたしだけど、誰よりもわたしのことを思ってくれる母。
そして、今は鬱病もだいぶよくなり、不器用ながらも愛情をくれるようになった父。
喧嘩するたび、狂ったあんたたちの子どもなんかに生まれたくなかった!
なんて、言ってごめんね。
わたし、あなたたちの子どもに生まれてよかったです。
ありがとう、お父さん、お母さん。