更新日: 2012年11月19日
私は2011年の夏、新幹線で体調を崩し、
吐き気と気が狂いそうな思いをし
その日を機にパニック障害になってしまった。
最初は自分の病気を認めたくなく
友達にも言えず、とにかく悩んだ。
私には当時9ヶ月になる娘もいた。
病気を診断され毎日のように苦しむ毎日に、
この先の不安を抱えるようになった。
次第にね、何で私なの?何で私だけ…。
と悲観的になり死にたいとまで思っていた
自分もいた。
もう身体だけでなく精神までやられていた。
当時は本当に何事にもマイナスにしか
考えることができなかったけど。
この病気になって一年、いろんな物事への捉え方が変わった。
周りに話す前まで、引かれる…やばい…
と思っていたが、むしろ真剣に受け入れてくれ心配してくれた友達、お義母さん、職場の人。
素直に頼ってもいいんだ…見方が変わった。
両親にも旦那様にも子供にも少なからず
迷惑はかけていると思う。
でも、そんな周りの支えの偉大さ。
ずっと気付かなかったかもしれない。
そして、病気になる前まで私がよくこぼしてた口癖。
幸せなりたいな~。いいことないかな~。
何も変わらない毎日。何も変わらない体調。
平凡な、平凡すぎる日々が、どれほどの幸せなのか。27年目でやっと気付かされた。
何かしたい!その時に自由に行動できる環境がること、周りにいっぱい支えがあること、
これが最大の幸せなんだと。
私はまだパニック障害と闘っている。
けど、一年前の私とは違う。