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更新日: 2013年5月1日

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あれはちょうど去年のいまごろだったね。
なんでもない日にあなたと出会ったんだ。

かわいいって、
大好きって何度も何度もききあきるくらいに言ってくれてたあなた。

正直、こんなに惹かれてるとは思わなかったよ。
初めて会ったときもずっと私にぴったりくっついてさ、
何度もキスしようとしてたね。

私はずっと拒んでたけど、ふとしたときに、あなたとのキスを許しちゃった。

まだ付き合うとかそんな関係じゃないのにね。
でも私は、あなたを想える資格がないと思ってた。

今までに同じようなこと繰り返してたから…。
あなたともそんな関係になるのが怖かった。

でも、あなたはきっと私を大切にしてくれる、
自分の気持ちに嘘がつけなかったんだ。

明日こそ、ちゃんと好きだよ 付き合って、
って、伝えようと決めた矢先のことだったね。

あなたは私から離れていった。
理由は、仕事のためにここに居られないから。

私の頭は真っ白になった。

だって、やっと自分の気持ちに素直になれたのに…。
やっと素直に好きって言えると思ったのに…。

そして君との連絡がとれなくなった。
その日から私は、涙が枯れるまで泣いたよ。

泣いて泣いて泣いて…
心が痛くて、自分の足を何度も殴っても、やっぱり心が痛いままで。

消えたかった。
なにもしたくなかった。
死ぬのもめんどくて。

心にあなたの存在という穴がぽっかりあいてた。

それから1ヶ月後、あなたから急に連絡がきた。
もう一度会いたい と。

でも私にはそのときすでに
少し気になってる男の子がいて、
すぐには心を戻せなかった。

私、すっごく悩んだよ?
大好きだったあなた。

でも私は、あなたを選ばなかった。
私の本当の願いは普通の恋をすることだったから。

だから、ちゃんとけじめをつけるために、今までの私の過去、
本当の気持ち、
全部あなたに伝えた。

嫌われるのを覚悟で。
そしてそれから一度もあなたから
連絡がくることはなかったね。

それでよかった。
私も普通の恋ができる、あなたも
きっと他の人と幸せになることを願って。

本当は、心が悲鳴をあげてたんだけど ね。

あれから1年、
今日の今まであなたを忘れたことはなかった。
もちろん、好きという感情はなかったものの、どこか悲しかったんだよ。

それで私は、Facebookをはじめて、
あなたがどうしても気になって探してしまった。

あなたがいた。

そこには、はっきりと“婚約中”とあった。

私は、動揺した。
でも、それでよかったんだよね?
私が望んだことだもんね?

おめでとう、よかったねって。
ごめんね、ばいばい。ってメッセージを送りました。

送られずにはいられなかったの。

そして、いまここでもう少し付け足させて下さい。

私はいま、心からあなたを祝福します。
本当に、本当に、大好きでした。

直接伝えることができなかったけど、
私はあなたの幸せを確認できただけで嬉しいです。

これからずっと、私はあなたの幸せを
願い続けていることを
どうか忘れないでください。

どうか、あなたを想って泣いた人がいたことを、忘れないでください。